映画『心の旅』観るたびに「真面目に生きよう」と自戒する作品

●洋画(主にアメリカ),心の旅

映画『心の旅』レビュー

こんばんは☆lenoreです!

今日は、母がハリソン・フォードの大ファンだったため

私も小さい頃よく観ていた映画『心の旅』について書こうと思います🙂

久々に観たら、いろいろ懐かしかったなー!



事件前後で大きく変わった人生
【この段落以後、内容に言及があります】

ハリソン・フォード演じる主人公ヘンリーはやり手の弁護士。

周りから見ると少し強引なほどのやり方で仕事一筋な一方で

仕事に熱心過ぎて、家族とはすれ違う日々を送っていました。

 

そんなヘンリーに不幸が降りかかります。

夜遅い時間に自宅にタバコが無いことに気づき、

普段なら彼が自分で買いに行かないようなお店に買いに行くのですが…

そこで強盗と遭遇し、銃で頭を撃たれてしまいます

一命は取り留めたものの、記憶喪失に陥ってしまいました。

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事件前後で、あまりにもヘンリーの人柄・性格が激変しているので

タバコを買いに行かなければ…とか

いやでもヘンリーの変わり方を見ると…うーん…とか

以前のままのヘンリーならいつ家庭が崩壊してもおかしくなかったのは事実よね…とか

事実悲しい出来事なんだけど、「うーん」と堂々巡りで考えてしまうほどでした🤔

 

それでも、事件後のヘンリーは本当に同一人物かっていうくらいすごく素直な性格なので

リハビリ等いろいろなものを乗り越えていく過程がなんだか見ていて可愛いんですよね。

ヘンリーの中の全てが一旦フラットになったような感じ。純粋に応援したくなってきます。



ハリソン・フォードとアネット・ベニングの名演

ヘンリーの変化は、例えるなら「切れ味鋭いナイフ→万人に優しいガード付きキッチン包丁に!」というくらいの激変!

そんなほぼ別人のような変化を、ハリソン・フォードが見事に演じ分けていました。

 

着る服の変化もあると思いますが、ハリソン・フォードってシュッとした顔してるから、

事件前はオールバック→事件後はラフという髪型の変化の影響も大きい気がします。

オールバックのハリソン・フォードって、渋みが増してちょっと強面の印象が強い💦

 

また、事件後のリハビリ施設のシーンは、

素直に懸命に、お芝居ではなく本当にリハビリしているように見えてとても驚きました。

 

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ヘンリーの妻サラを演じたアネット・ベニングの演技もとても素晴らしかったです😭

夫とうまくいっていない様子
夫が事件に巻き込まれ戸惑う様子
気持ちを強く持とうとしても、折れてしまいそうなくらい弱っている様子

…などを、細かい表情の変化で丁寧に表現されていました。

 

そして、超絶美しい女優さんはどんなに疲れ切った顔の演技をしても美しいってことにもビックリ😳

事件後、ヘンリーにもう一度恋しているような姿が可愛かったなー✨



まとめ

ストーリー的には、まず主人公に大事件が起こるというあまりポジティブではないものなんですが、

何度観ても「真面目に生きよう」と思えるというか…

「そうだ、素直ってこういうことだった…がんばろ」と思えるというか…

ちょっと自分の人生を振り返ってみようと思う映画だと思います。

 

“自戒の念"映画 とでもいうのかな🤔?

 

そして!私は事件後の方のヘンリーが大好きになりました!やっぱり人間素直が大事ですね😌

定期的に観たくなる映画です!

作品詳細

原題:『Regarding Henry』

1991年の映画

監督…マイク・ニコルズ
脚本…J・J・エイブラムス

●ヘンリー・ターナー(敏腕弁護士)…ハリソン・フォード
●サラ・ターナー(ヘンリーの妻)…アネット・ベニング
●レイチェル・ターナー(ヘンリーとサラの娘)…ミッキー・アレン
●ブラッドレー(ヘンリー担当のリハビリトレーナー)…ビル・ナン
…他。

(参考:映画.com

 

読んでいただき、ありがとうございました🎥

 



●洋画(主にアメリカ),心の旅

Posted by lenore