Amazon映画『ドント・ウォーリー』他人を許し、自分も許す。

2010年代,Amazonオリジナル,●地域別,●年代別,洋画(主にアメリカ)

こんばんは☆lenoreです!

今回はホアキン・フェニックスが主演ということで気になって観てみた、Amazonオリジナル映画『ドント・ウォーリー』について書こうと思います。

「他人を許す」以上に難しい「自分を許す」ということについて考えさせられました🤔



行動的でポジティブ

この映画は、実在した風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を描いています。

(私、この映画を観るまで彼のことを知りませんでした😳絵の雰囲気がRed BullのCMの古川タクさんに似ていて味がありますね)

 

原題の『Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot』「心配しないで、どうせ彼は歩いては遠くへ行けないから」という意味で、自身の車椅子生活を痛烈に表した言葉😂面白い。

 

彼は生まれてすぐ母親に捨てられ義家族にもなじめず、その苦しみから逃れようと子どもの頃からアルコールに依存。

その上自動車事故で胸から下が麻痺→車椅子生活に…と大変な苦難を経てこられた方ですが、彼の描く絵は優しいタッチとは対象的なブラックユーモアにあふれるもので、見る人をクスッと笑わせていました。

あまりに風刺がききすぎて、彼の絵を嫌う人も。それでも彼は自分の絵をいろんな人に積極的にアピールしていきました。

 

この壮絶な人生の中でも、自ら行動して、人を笑顔にしているのが、ポジティブで素晴らしいなと感じました。



君は何をした? これからは何をする?【この段落以後、ネタバレあります】

そんな風にとてもポジティブなキャラハンですが、最初からそういう性格だったわけではありません

 

むしろ

母さん俺を捨てやがって!」
義家族め…!くそっ!」
デクスターがパーティーに誘いさえしてなければ…あいつがベロベロに飲んで運転してなければ…くそっ!」
「介護してもらうために一緒に住んでるのに、ケースワーカーは何もしてくれないじゃないか!」

…などなど、ものすごくネガティブなもの・特に他人に対する怒りが溜まりに溜まった人でした🤔

 

そんな彼が変わったきっかけは、『アラノクラブ』という禁酒会に参加し、会主催者のドニーと出会ったことでした。

私がすごく印象的だったのは、何度かグループセラピーに通った後のキャラハンとドニーとの会話。

ド「愚痴は聞きたくない。君の話を聞かせてくれ」
キ「これが俺の話だ。全てケースワーカーに頼ってる」
ド「なぜ君は彼らに当たり散らすんだ?これは君の問題だろ?…続けて」
キ「僕は歩けない」
ド「なぜ?」
キ「事故にあったから」
ド「原因は?」
キ「デクスターのバカ野郎が居眠り運転したからだ」
ド「なぜ居眠りを?」
キ「酔っ払ってたからだ」
ド「なぜ君は車に?
キ「次のパーティに行くためさ。なぜ彼が運転したのか…僕は運転できなかった(酔っ払って寝てたから)
ド「なぜ君は酔っぱらいの車に?
キ「知らないよ!間違いはある」
ド「酔ってるのを知ってて、なぜ車に乗った?酔っ払いが運転する車に、君は今でも乗るのか?なぜ乗った?」
キ「(天を仰ぎ、涙を流しながら)分からない…俺は酔ってたんだ、すごく酔っ払ってた…自分が恥ずかしい…」
↑(ぜんっぜん関係ないけどドキドキになってる笑)

 

…この会話、「他の人を言い訳にしていないか?自分は何をしてた?これから何をする?」こんな感じで私の心にもグサッときました😣💦

何でもそうだけど、最終的には自分が何をしたか?ですよね。

ここからキャラハンは「他人を許し、自分のことも許す」という、セラピーの次のステップへ進んでいきます。



まとめ

この映画は、1人の風刺漫画家の伝記映画であり、と同時に自己啓発映画でもあるなと感じました。

時系列がいきなり行ったり来たりするところはありますが、最後まで観るとまとまっています。

非常にためになる映画でした。

 

そうそう、ホアキン・フェニックスの婚約者ルーニー・マーラも、キャラハンを支える恋人として出演しています☆!

しかしホアキン・フェニックスは、映画『ジョーカー』然り、こういうどん底から這い上がる役がすごく似合うなぁ…😲

本当に素晴らしい演技でした✨

作品詳細

<画像クリックでAmazon商品ページへ飛べます>

原題:『Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot』

2018年の映画

監督/脚本…ガス・ヴァン・サント

→2014年に死去したロビン・ウィリアムズが自身の主演で映画化の構想をあたためていた風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を、ガス・ヴァン・サントがその遺志を継いで脚本を執筆。主演にホアキン・フェニックスを迎え、企画から約20年の時を経て完成させた。

●ジョン・キャラハン(風刺漫画家)…ホアキン・フェニックス
●ドニー(禁酒会の主催者)…ジョナ・ヒル
●アヌー(ジョンの恋人)…ルーニー・マーラ
●デクスター(ジョンの飲み仲間)…ジャック・ブラック
…他。

参考:映画.com, ウィキペディア, 公式サイト

予告編

↑『ドント・ウォーリー』予告編  (シネマトゥデイ You Tubeより)

 

読んでいただきありがとうございました🎥



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