映画『デッド・ドント・ダイ』ゆるくてエグいゾンビ映画!

●洋画(主にアメリカ),デッド・ドント・ダイ

映画『デッド・ドント・ダイ』レビュー・考察

こんばんは☆lenoreです!

今回は映画『デッド・ドント・ダイについて書こうと思います!

 

そこそこエグいシーンもあるんだけど、ふわふわした感じもあって…

今までに観たことがない雰囲気の映画で、不思議な感覚になりました😮

ジム・ジャームッシュ × ゾンビ= ゆるエグい

ジム・ジャームッシュ × ビル・マーレイ × アダム・ドライバー という豪華な組み合わせのこの映画。

劇場公開は当初4月3日に予定されていましたが

新型コロナの最初の感染拡大とちょうどかぶってしまったため

6月5日にずれこんでの劇場公開となりました。

 

私は11月4日にレンタル開始になったDVDで鑑賞したんですが、観終えて思ったのは

「何とも言えないゆるくエグいゾンビ映画だから、DVD発売&レンタル開始をもう少し早めてハロウィンの時期とかぶせてやったほうが売り出しやすかったのでは…?」

ということでした。なぜか売出し目線の感想笑。

 

そんなこの映画、何とも言えないんです、雰囲気が

「あぁジム・ジャームッシュ監督がゾンビ映画を作るとこんな感じになるんだな」これに尽きる。

でもほんわかした雰囲気に浸っているといきなり来ます…ゾンビのエグさ😱

私は特に音が嫌だったかも…。

ユーモア、ホラー、可愛さ、エグさ…全てが不思議なバランスで成り立っていた気がします。

ファンタジー要素も

全体的に不思議な雰囲気で、飄々とした個性的な人物が多いこの映画。

その中でも特に印象に残っているのは

ティルダ・スウィントンが演じた葬儀場の新管理人ゼルダ・ウィンストンです。

(ティルダ・スウィントンとゼルダ・ウィンストン…役名か俳優さんの名前か混同してしまいそう💦)

 

映画の中でかなりミステリアスな存在として描かれているため、

その凛とした立ち居振る舞いと相まって「仙人か…はたまた剣術の神様か…」といった雰囲気なんですが、

彼女が出ているシーンはファンタジー映画のような要素も持ち合わせているような気がするんです。

(特に死に化粧を施しているシーン!)

 

直角に曲がって歩いてきたり、人の名前をフルネームで呼んだり…。

ちょっと浮世離れしたようなキャラクターは、

ティルダ・スウィントンのこの世のものとは思えないほど美しい雰囲気にピッタリだなと感じました。

まとめ

ラストシーンにかけての流れは少し「?」という箇所もありましたが

最後にアダム・ドライバーの口から思わぬ人物の名前が出てきてビックリ&なかなか面白かったです!

 

同じセリフを何度も言ったり状況への対応が早かったり…

最終的にやることが結構無惨だったのはそういうことね!

合点がいきました。

 

そこそこエグみを感じるところはあるので、お肉を食べながらの鑑賞はやめておいたほうが良いかも…笑。

「こんな雰囲気のゾンビ映画もアリかもね」そんな感じの映画でした。

あまり深く考えず、ゆったりした気持ちで観るのをおすすめします☆

作品詳細

Amazonプライムビデオ『デッド・ドント・ダイ』

原題:『The Dead Don’t Die』

2019年の作品。日本での公開は2020年。

監督・脚本…ジム・ジャームッシュ

●クリフ・ロバートソン(ビル・マーレイ)…センタービルという町の警察署署長
●ロナルド・ピーターソン/ロニー(アダム・ドライバー)…クリフとミンディの同僚警察官
●ミネルヴァ・モリソン/ミンディ(クロエ・セヴィニー)…クリフとロニーの同僚警察官
●ゼルダ・ウィンストン(ティルダ・スウィントン)…葬儀場の管理人
…他。

(参考:公式サイト, 映画.com

予告編

↑映画『デッド・ドント・ダイ』 予告編  (シネマトゥデイ You Tube 公式チャンネルより)

 

読んでいただきありがとうございました🎥