映画『ファーゴ』淡々と進んでいくクライムブラックコメディ!

●洋画(主にアメリカ),ファーゴ

映画 ファーゴ レビュー

こんにちは!lenoreです☆

今回は映画『ファーゴ』について書こうと思います。

 

「DVDのジャケットを見た感じなかなかの殺人現場だけど…これで“クライムブラックコメディ”ってどんな感じなんだろう…?」とすごく気になっていた映画でした😳

ずっと不思議な雰囲気が漂っていて、今までに観たことのないタイプの映画で面白かったです!



形だけの誘拐劇のはずが…

お金に困っていた主人公ジェリーは、ならず者カールとゲアに妻ジーンを狂言誘拐するよう依頼。

義父(ジーンの父)から身代金をもらい、何事も無かったようにしようとしていたのですが…

 

本当は形だけだった誘拐劇が…少しずついろんなところからずれていって…大変なことになります💦

 

ずれていくきっかけは、だいたいがカールとゲア(ゲア主かな?)

この2人、行動が短絡的というかちょっとおバカさんというか…

カールはやたらしゃべるし詰めが甘いわ…ゲアはキレやすいし残忍だわ…

なぜこの2人が組んでいるのかよく分からないくらいでした😅

 

基本何かあるとまずゲアが突っ走って、残忍で無情な犯罪が続くのに、

なぜかカールと組み合わさるとちょっと笑えてくる。

事件性と残忍性 ⇔ 笑えちゃう雰囲気のバランスが絶妙で面白かったです。

フランシス・マクドーマンドの演技

狂言誘拐をきっかけに起こる事件の捜査を、臨月を迎えた警察署長マージが受け持ちます。

このマージを演じたフランシス・マクドーマンドの演技がとても素晴らしかったです✨

 

【臨月の警官が、雪景色の中温かい飲み物片手に悲惨な殺人現場を淡々と調査】

 

↑この不思議な雰囲気の中でユーモアを表現できるんだな、すごい演技力だな、と感じました。

“淡々と”という言葉は、この映画の中で結構キーワードになるかも知れません。



まとめ

少しグロめのシーンもありつつ、ユーモアも混ぜ合わせた、究極のクライムブラックコメディです

大爆笑まで行かないくらいの「ククっ何やってんのほんとに…」と少しだけ笑いたい気分の時におすすめ😁

元気出したい時にまた観ようかな☆

作品詳細

原題: 『Fargo』

1996年の作品 第69回アカデミー賞 脚本賞 主演女優賞 受賞。

監督…ジョエル・コーエン
脚本…ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン

●マージ・ガンダーソン(フランシス・マクドーマンド)…警察署長
●ジェローム・“ジェリー”・ランディガード(ウィリアム・H・メイシー)…自動車ディーラー
●カール・ショウォルター(スティーヴ・ブシェミ)…ゲアとともに誘拐を請け負った男
●ゲア・グリムスラッド(ピーター・ストーメア)…カールとともに誘拐を請け負った男
●ジーン・ランディガード(クリステン・ルドルード)…ジェリーの妻
●ノーム・ガンダーソン(ジョン・キャロル・リンチ)…マージの夫
…他。

(参考:映画.com )

予告編

↑Fargo (1996) | Official Trailer | MGM Studios (MGM 公式 You Tube より)

 

読んでいただき、ありがとうございました🎥

 

 



●洋画(主にアメリカ),ファーゴ

Posted by lenore