映画『ラブ・アゲイン』パートナーとケンカしたらこの映画!

●洋画(主にアメリカ),ラブ・アゲイン

映画『ラブ・アゲイン』レビュー

こんばんは☆lenoreです。

今回は、映画『ラブ・アゲイン』について書こうと思います。

「最近夫とケンカしがちだな」「会話が少ないな」と感じた時に観ることが多いこの映画。

何度観ても笑えるしほっこりするし、素直って大事だなと気付かされるし、私にとってなくてはならない映画なんです!



全員主役級でも、濃すぎず、程よく軽い

この映画に出演している俳優さんを挙げていってみると、

●スティーブ・カレル
●ジュリアン・ムーア
●ライアン・ゴズリング
●エマ・ストーン
●ケヴィン・ベーコン
●マリサ・トメイ…とにかく超豪華!

 

有名な俳優さんが多く出ている映画って、

時折「豪華なのに脚本が弱くてもったいないな」と感じたり、

有名な人が多すぎて若干胃もたれに近い感覚になったりすることがあるんですが、この映画は大丈夫!

全員がちゃんと主人公になってるし、全員の気持ちがわかるし、全員応援したくなるんです

 

キャルが妻エミリーから離婚を申し込まれるシーンから始まるので、

そんなに明るいスタートでもなく、その後の展開もバタバタ。

正直「この家族どうなっちゃうの?」と思ってしまうシーンもありますが、

各キャラクターの内面が濃すぎず、一人に偏りすぎず、

そして皆応援したくなるような優しい雰囲気で描かれています

このバランスが本当にすごい!

 

内容だけで言ったら、映画『イカとクジラ』並に「この家族どうなっちゃうの?」感満載なのにな🤔

※あとで調べたらこの映画の脚本、『塔の上のラプンツェル』や『ラストベガス』の脚本と同じ方がされていると知って納得!



気持ちの変化はあるが、それでも…

この映画にはたくさんの主人公が出てきますが、全員に共通していると感じたのは気持ちの変化です。

●熟年夫婦のお互いを思う気持ちの変化
●遊び人の自分の恋愛観に対する気持ちの変化
●真面目に働く女性の彼に対する気持ちの変化
●恋に目覚めた少年の気持ちの変化
●年上の男性に目覚めた女性の気持ちの変化…まだまだたくさん出てきます。

 

この中でも私が一番共感出来たのは、熟年夫婦のお互いを思う気持ちの変化

「夫と会話少ないな」なんて思ってる時に選ぶ映画ですからね笑

 

先程“離婚を申し込まれるシーンから始まる…”と書きましたが、

離婚を申し込んだエミリー自身、キャルのことが大嫌いになったから申し込んだわけではないと思うんです。

17歳の頃に最初の子が生まれ、44歳になったエミリー。

長く一緒に過ごしてきたことでだんだんと会話が減り、何となく他の男性が気になって…という状態。

(エミリー自身“これって中年の危機かしら?”と言っています)

 

ドタバタの発端は全てこのエミリーの離婚申し込みから始まっていると言っても過言ではないので、

実際問題「そんなに悩むんなら何故いきなり離婚申し込んだの?もうちょっと話し合ったら?」なんですが笑、

それまでキャルにも全く問題が無かったわけではなく…💦

結局大事にするべきだったのは、そこに至るまでの“過程”だったのかなと感じます🤔

 

夫婦の関係性って難しい!

長くいればいるほど良い面も悪い面もより見えますから。

それでも「この人しかいない」となれることが大事なんでしょうね=まさに劇中のセリフに出てきた「ソウルメイト」😳✨



まとめ

キャルとエミリーだけでなく、ハンナとジェイコブカップルのストーリーもすごく好きです。

特に、酔っ払ったハンナがジェイコブの元へ行くシーンが最高

ジェイコブの見事な腹筋を見てハンナが「フォトショップ!」って言うところとか何度観ても笑える!

「話が合う・どんだけでも話せる」人の存在って大事ですね。

 

ジェイコブがキャルにバッシバシ指南するシーンも良いですね。

勝手に進めていってるようでも、実はバーでのキャルの動きをちゃんと見ていたところが、

ジェイコブの根の優しさを表している気がします。

 

そして!皆で「デイヴィッド・リンハーゲン!!」は痛快だし笑えるし…😂

本当にこの映画大好きです。元気をもらえる映画。超超おすすめ!

作品詳細

Amazonプライムビデオ『ラブ・アゲイン』

原題:『Crazy, Stupid, Love.』

2011年の映画

監督…グレン・フィカーラ, ジョン・レクア
脚本…ダン・フォーゲルマン

●キャル・ウィーバー(スティーヴ・カレル)…突然妻から離婚を申し込まれた男性
●エミリー・ウィーバー(ジュリアン・ムーア)…キャルの妻
●ハンナ・ウィーバー(エマ・ストーン)…キャルとエミリーの娘
●ジェイコブ・パーマー(ライアン・ゴズリング)…モテる男性。キャルに“技術”を指南する
●ロビー・ウィーバー(ジョナ・ボボ)… キャルとエミリーの息子←映画『ラスト・アクション・ヒーロー』のダニー役の子に似てます!
●ケイト・タファティ(マリサ・トメイ)…ロビーの学校の先生←どこかで見たことがあると思ったら、トム・ホランド版スパイダーマンのメイおばさん!
…他。

(参考:映画.com

予告編

↑映画『ラブ・アゲイン』予告編  (ワーナー ブラザース You Tube 公式チャンネルより)

 

読んでいただきありがとうございました🎥