Amazon映画『ブリス ~たどり着く世界~』どっちが“リアル”?

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こんばんは☆lenoreです。

今回はAmazonオリジナル映画『ブリス ~たどり着く世界~』について書こうと思います。

最近マーベルドラマ『ロキ』を観ていたらオーウェン・ウィルソンさんがどんどん気になってきた私。

Amazon Primeで彼の出演作を探していて…偶然見つけたのがこの作品。

なんとも言えない、すごく不思議な雰囲気の映画でした✨



全て観終えた後、冒頭シーンをもう一度観たくなる

主人公グレッグ・ウィットル(オーウェン・ウィルソン)は、電話対応やそのシステム開発を手掛ける企業の社員。

彼が社内の自室に居るシーンから映画が始まるのですが彼、全然仕事しないんです😳

何をしていたかというと…頭の中に浮かんでくる景色・人・建物などを紙にひたすら描き続ける!←シゴトシテ笑!

 

社内に自分の部屋があるってことはそこそこな役職な気がするんだけど…

上司ビョルンからの電話もなかなか取らないし…

その電話が呼び出しだと分かってもまだ絵を描き続けるし…

正直「この人は会社に何をしに来ているの?」状態。

絵自体はめちゃくちゃ上手なんだけどね🤔

 

この冒頭シーンでのグレッグの行動娘エミリーとの電話の内容、そして精細に描かれた頭の中の景色

ところどころ違和感を感じつつも「まぁ普通の会社での様子ってだけかな…?」と観ていたんですが、

最後まで鑑賞後もう一度この冒頭シーンを観返してみると「あれ?ここ結構重要なところだったのかも!?」となりました😲



ずーっと「どっちなの🤔?」【この段落以後、ネタバレあります】

上司の部屋に向かった後、グレッグはあるとんでもないことをしでかしてしまいます💦

気が動転したグレッグは会社近くの行きつけのバーに向かい、

気持ちを落ち着けようとウイスキーを飲んでいたところ、

知り合いでもないのにやたらとこちらを見てくるホームレスの女性イザベル(サルマ・ハエック)と出会います。

 

そしてそのイザベルが、グレッグがしでかしたとんでもないことの“帳消し”をしてくれることになり、2人は急速に仲を深めることになるのですが…。

 

…とりあえずね、最初っから散臭さ爆発してるんですよ、イザベルさん😂

「いやいやそんな硬そうなクリスタル飲む?痛くない笑?」
「“力”をつかってそんなブンブン人をなぎ倒しちゃうなんて『ノット・オーケー』の子的なこと?ありえる?この映画はSFなの?」
「…なーんて思いっきり疑ってかかるしかないでしょこの方!」

そのくらい胡散臭い😂!

 

しかし!

●グレッグがしでかした事をイザベルが既に知っていたという整合性
●グレッグが描いていた絵の中の女性にそっくりなイザベルの外見
●火が一気に燃え上がるように情熱的に愛し合うグレッグとイザベル(特にスケート場のシーン)

このあたりを観ていると「この2人本当に純粋に愛し合ってるんだなぁ…ちょっと応援したいな…」という気持ちになってくる…🤔

 

がしかし!!

●「心底お父さんのことを心配してるんだろうな」と思えるグレッグの娘エミリーの表情
●エミリーと弟アーサーの“父親グレッグ評”の違い
●青い“クリスタル”で飛んでいった“別の世界”についてのイザベルの説明が突拍子なさすぎる=楽園すぎる

などの点から「やっぱりこの2人は薬物中毒者だ😲だから不思議な世界を見てるんだ!」と思いなおす…。

 

この辺りを行ったり来たりする映画でした💦同じように思われた方いらっしゃるかな??



絶対にできない“疑似体験”

最初の段落で書いた、映画冒頭のグレッグの社内自室シーン。

 

もう一度見直してみると

グレッグが“処方薬”を数錠机の上に出す
→財布からおもむろにカードを出し錠剤の上へ(潰すため?)
→カメラはグレッグから逸れていき窓の外へパン。隣接する建物の屋上看板には[セーフ・ハーバー・リハビリ診療]の文字。外ではサイレンの音。そこに誰かが何かを鼻から吸い込んだような「スーーーックッッ!!」という小さな音。
→急ぎ足で部屋を出るグレッグ

…というレッグ思いっきり薬やってました…」なシーンでした😦

 

ここをしっかり理解してからもう一度映画を振り返ってみると、

イザベルが言っていた「あの人はリアルじゃない。私たちはリアル」というのは

リアル=薬を使ってる人という隠語だったんだろうなと思うし、

グレッグのことをエミリーがものすごく心配する一方で

アーサーが「信用できない」と拒絶していたのも、気持ちがよく分かります。

 

夢のようなうつつのような、天国のような地獄のような、SFのような実録のような…

現実では絶対にできない、“薬を使った人の感覚の疑似体験”のような、啓発の要素もある映画だなと感じました🤔



まとめ

最終的にたどり着いた診療施設のセラピーにて、長い沈黙の後に絞り出されたグレッグの言葉。

“This woman says she’s my daughter. And I believe her.”
(この人は僕の娘だって言ってる。僕は彼女を信じる)

 

自分の娘の写真を見て“This woman(この人)”と赤の他人のように言っているところが、

まだ何かから抜けきれていないように見受けられますが、

“And I believe her.”と信じて前に進もうとする気持ちを応援したくなりました。

エミリーのように心配して待ってくれている人の存在って大事なんだろうな…。

 

最後に…本当に薬物はこわい!ダメ、ゼッタイ😠!!

作品詳細

原題:『Bliss』

2021年の作品

監督/脚本…マイク・ケイヒル

●グレッグ・ウィットル(電話関連の企業に務める男性)…オーウェン・ウィルソン
●イザベル・クレメンス(ホームレスの女性)…サルマ・ハエック
●エミリー・ウィットル(グレッグの娘)…ネスタ・クーパー
●アーサー・ウィットル(グレッグの息子)…ホルヘ・レンデボルグ・Jr
●ケンドー(クリスタルの調達屋)…ロニー・チェン
…他。

(参考:映画.com, ウィキペディア

予告編

↑Amazonオリジナル映画『ブリス ~たどり着く世界~』予告編 英語  (Amazon Prime Video 公式You Tubeチャンネルより)

 

読んでいただきありがとうございました🎥



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