映画『恋するトマト』農家・労働・国際結婚…様々なダークとピュアの狭間

2000~2009年代,●地域別,●年代別,邦画

こんにちは☆lenoreです。

今回は、俳優の大地康雄さんが企画・脚本・製作総指揮・主演をつとめた映画恋するトマト』について書こうと思います。

子どもの頃に火曜サスペンス劇場のドラマ『刑事・鬼貫八郎』を観て以来大地さん大好きなんですが、「そういえば大地さんが出てる映画ってあんまり観てないな…🤔」と思い、探してみました!



ダークとピュアの狭間

大地さんが出ている作品を探そうとアマゾンプライムを開き、たまたま見つけたこの作品の短いあらすじ書きには【45歳独身、農家の長男である正男(大地康雄)は国際結婚するべくフィリピンに渡るが、結婚詐欺に遭い生きる気力をなくす】の文字…

<画像クリックでAmazonDVD商品ページへ飛べます> 

私:えぇ…大地さん、あらすじ書きの壮絶さからはかけ離れためっちゃ良い笑顔してるやん…😂

 

こんな感じで一気に引き込まれて観てみましたが笑、【日本とフィリピンどちらにも共通した農家の問題】も【叙情的なシーンとともに表現された美しい恋愛】もどちらも率直に描かれていて、ダークとピュアのバランスがとても良い作品でした。

 

そして、そのダークとピュアの狭間真っ只中にいるのが、大地康雄さんが演じた主人公野田正男なんです。

『刑事・鬼貫八郎』での[甘いものに目がなくてニコニコ!↔事件となったらキリッッ!]な緩急キビキビの大地さんの演技を見て育った私としては、「この狭間を演じられるのは、大地さんしかいないのかも🤔😳」と妙に納得してしまいました✨



一次産業の大切さ・過酷さ

鑑賞後まず私の頭の中に思い浮かんだのは、近年ニュースでもたまに取り上げられる【地方自治体などによる、若者を農村へ誘致するための移住の取り組み】でした。

 

この取り組み自体すごく画期的だなと思いますが、やはりこの映画の主人公正男を見ると、

●自然と共生しながら、農業に本気で取り組むぞという意欲。
●長い期間をかけて大切に作り、それを皆に届けるんだという作物・人への愛情。
●「農家」という言葉は文字通り「農業を営む家族」。農業を始める・それで生きていくとなったら、自分だけでなく、子どものこと・親のこと・農家としてどう存続させていくかまで考えないと大変。

…このあたりのことがものすごく重要だし大切だと痛感しました。

 

フィリピンに行っても時々農業のことを思い出してしまう正男や、農家と恋愛との狭間で惑うクリスティーナ(アリス・ディクソン)のような、農業への本気の愛情が必要なんですよね、きっと。そんな二人だからこそ…ってとこもあるよなぁ…🤔✨

この映画を観たら、“田舎に移住ってなんかいいかも”だけで農家就業を考える気持ちは吹っ飛ぶんじゃないかな…。日々生活していてどの産業の方にも感謝しかないですが、農業のような一次産業の方の大切さを再認識できる作品です。



まとめ

この映画のキャッチコピーは【大切なものは太陽と土と水。そして、あなた】、副題は【クマインカナバー?(タガログ語でご飯たべましたか?の意味)

日々口にしているご飯がどれだけありがたいことか、そして「食べる」ということが人間にとってどれだけ大切なことか。

そういった感謝の気持ちを思い出させてくれるだけでなく、ピュアな恋愛も、過酷な農作業も、フィリピンからの出稼ぎ労働の問題も描き、なのに後味が暗くならない…いやぁ本当に素晴らしいバランスの映画でした。

 

あ、最初の方にちょっとだけある社交ダンスのシーンがめちゃくちゃ笑えますよ😂💦おすすめ。

作品詳細


<画像クリックでAmazon商品ページへ飛べます(レンタル)>
※レンタルじゃなくプライム会員特典で観られるのはこちら→
恋するトマト

2005年の映画

監督…南部英夫
脚本…大地康雄

●野田正男(農家の長男。結婚相手を探している)…大地康雄
●クリスティーナ(フィリピン人の女性。実家は農家を営んでいる)…アリス・ディクソン
●景子(正男とお見合いをした女性)…富田靖子
●勇作(正男の農家仲間。畜産業を営む)…藤岡弘、
…他。

(参考:映画.com, ウィキペディア

予告編


↑映画『恋するトマト』予告編 ( ビデックスJP You Tubeチャンネルより)

 

読んでいただきありがとうございました🎥



にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2000~2009年代,●地域別,●年代別,邦画

Posted by lenore