映画『ザ・サークル』テーマが良いだけにもったいない…。

2010年代,●地域別,●年代別,洋画(主にアメリカ)

こんばんは☆lenoreです!

今回は、SNS企業について描いた映画『ザ・サークル』について書こうと思います。

エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン…そうそうたる俳優陣で「豪華だな」と以前から気になっていたんですが…ちょっともったいなかったかな😵💦

みなさん演技がとても良かっただけに…脚本・話の流れがとても残念な感じでした。

テーマも今の時代に合っているから、もう少し面白く深く描けた気がするんだけどなぁ…。



同調圧力

家族の事情があって「今のコールセンターの仕事よりも、もっと稼げてやりがいのある仕事に就きたい」と考えていた主人公メイ・ホランド(エマ・ワトソン)

ちょうどそう思っていたところへ親友アニー・アラートン(カレン・ギラン)から連絡が入り、なんとアニーが勤めているIT&SNS一流企業『ザ・サークル』の面接を受けられるチャンスが舞い込みます。

 

面接を受け見事合格したメイは、アニーに会社のことを教えてもらいながら徐々にいろんなことを覚えていくのですが…この会社、思いっきりGAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)っぽいです😂

 

会社の敷地でヨガをしている人が居たり、ゲームをしている人が居たり…まさに自由!最先端!

CEOのイーモン・ベイリー(トム・ハンクス)が社員の前で話すシーンは…まんま『iPhone新作発表会』笑!

「わぁ~働きやすそう✨」
「オンオフメリハリつけて楽しく仕事できそう✨」

もし私がメイの立場なら、きっとこんな風に思うであろう「今!」な会社。

 

そんなフレッシュな会社なんですが…

「会社のみんなの事、もっと知りたいよね?」
「自分の事、会社の人に知ってほしいよね?」
全部知るのって一番いいことだよね?」

…というこの会社の同調圧力序盤から小出しでじわじわーっとキます😨

 

というかもう“溢れ出さずには居られない”って感じに近い😅

集団の中では割と一匹狼なことが多い私lenore的には、徐々に「この会社無いわー💦」になっていきました笑。



ブレブレのメイ。中道を行きたい…?

この映画、全体的に感じるのが「なんかいろいろ惜しい!」ということ。

 

どちらかというと元々“一匹狼タイプ”だったメイが、ザ・サークルの“皆でオープンに行こうぜ感”に圧倒されながらも次第に馴染んでいくのはすごく伝わるものの、馴染むきっかけ・動機の掘り下げが甘い気がするんですよね😫

 

映画中盤。

メイが夜の川で一人で趣味のカヌーをしていた時にあるアクシデントが起こるんですが、そのアクシデント後のメイの急激なスタンス変更(ザ・サークルに対しての)に若干理解が追いつかなくなりそうに😓

確かにね…大変なアクシデントではあったけど…。

 

メイが「もうっ!夜一人でカヌー行こうっ😑!」となったきっかけは自身のSNSでの行為が元なので、もう少しメイの行動を慎重に=移り変わっていく様を丁寧に描いても良かったのでは?とも感じました。

 

また、映画終盤にあるもう一つの山場(メイにとってはかなりキツい出来事)やラストシーンから考えると

おそらくメイは【プライバシーを尊重する社会 ↔ ココ ↔ 自分のことをフルオープンにする社会】

「ココ」の部分=ど真ん中を目指したいんじゃないかなと思うんですよね。

 

私自身様々な物事を考える上で “中立の位置も知る”ということはとても大事だと普段から思っていますが、この映画のテーマの場合はプライバシーの尊重がかなり重要になってくるので、ど真ん中を目指すのは相当難しいことなんではないかと思います🤔

中途半端だと、ただ「いいとこ取りをしたい」ってだけになってしまうし…。

 

ザ・サークルの人気サービスTrue Youを開発したタイ(ジョン・ボイエガ)とメイにもう少しバディ感が出るのかと思ったら、全然だし…🤔💦

イーモン(トム・ハンクス)たち経営陣について最後にそう持っていきたいなら、彼がやってきたことをもっと詳しく描けばいいのにって感じだし…🤔💦💦

アニーとの関係も付かず離れず…ていうかいつ仲直りした笑?って感じだし…んー、本当にもったいない!惜しい!🤔💦💦💦



まとめ

鑑賞後あまりに中途半端な気分になったので「もしかしてこの映画…SNSが出始めの頃のなのかな?」と思って調べたところ、2017年の作品…😳

めっちゃ最近…やっぱなんか惜しい💦←クドい笑

 

消化不良が残る流れだったので、いろいろ下げ気味で書いちゃいましたが!

SNSを使う上での最低限のルール
SNS上の関係 ↔ 家族友達会社の人などリアルな人間関係 のバランス
盲目的に進む集団の怖さ、そしてそこに“同調”出来なくなった人の居場所の無さ
映画『トゥルーマン・ショー』を彷彿とさせる“明け透け”の怖さ

…など、学ぶことは多い映画でした。

 

SNSに対する認識についていろいろ考える機会にはなると思うので、「啓発」という意味ではおすすめの映画です😉



作品詳細

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原題:『The Circle』

原作:デイヴ・エガーズによる『ザ・サークル』

2017年の作品

監督…ジェームズ・ポンソルト
脚本…ジェームズ・ポンソルト、デイヴ・エガーズ

●メイ・ホランド(ザ・サークルの新入社員)…エマ・ワトソン
●イーモン・ベイリー(ザ・サークルのCEO)…トム・ハンクス
●タイ・ラフィート(ザ・サークルの人気サービスTrue Youを開発)…ジョン・ボイエガ
●アニー・アラートン(メイの親友。ザ・サークルの社員)…カレン・ギラン
●マーサー(メイの地元の友達)…エラー・コルトレーン
…他。

(参考:映画.com, ウィキペディア

予告編

↑映画『ザ・サークル』予告編 (ギャガ公式チャンネルより)

 

読んでいただきありがとうございました🎥



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